どうしても無理だと思ったら、途中で辞められるの？

途中で辞めると違約金を取られるのではという心配

期間工になったのはいいものの、いざ働き始めたら自分には仕事の内容がきつすぎるということもあるかもしれません。しかし、精神的にも肉体的にも限界を感じたので辞めたいと思っても、躊躇してしまうのではないでしょうか。というのは、一般的なパートやアルバイトの場合、短期の仕事でない限り、明確に契約期間を決められることはあまりありませんが、期間工はこの日からこの日までという雇用期間が最初に設定されるからです。 当然、途中で辞めるということは契約を守れなかったというなので、なんらかのペナルティがあるのではと考える人もいるでしょう。もし、辞めるなら違約金を支払えということになったら、お金がない人は困ってしまいます。

正しく辞めればまず問題にはならない

では、実際のところ契約終了前に期間工を辞めることができるのかというと、当然できます。問題となるのは辞め方です。たとえば、余裕を持った日程で「この日に辞めたい」と会社に伝えてから辞めるのが正しいです。そうすれば、会社は業務に穴を空けないで後任の期間工を探すことができます。 しかし、もう行きたくないから無断欠勤してしまおう、ずっと休んでいれば勝手に退職扱いになるだろうという辞め方は問題です。こんな辞め方をしたからといって、違約金を取られるとは限りませんし、狙い通り自動的に退職扱いになるかもしれませんが会社には多大な迷惑をかけることになりますし、「事故が事件でも巻き込まれたのでは」と心配するかもしれません。そういった心配や迷惑をかけることなく、正しい形で辞めるようにしましょう。