体力に自信が無くても大丈夫?

重い物を扱う以外にもきつい部分がある
期間工を実際に体験した人の話として、「体力的にかなりきつい」ということがよく語られます。体力的なきつさというのは、必ずしも重い物を持ち上げたり、あっちこっちに移動するということだけではありません。たとえば、自動車製造に携わる人の場合、しゃがんだり、中腰状態のままでパーツの取り付け作業をしなければならないといったことがあります。当然、そうした不自然な体勢を長く続けていれば、足腰に疲れが溜まることになるでしょう。また、座りながらパネルに基盤をねじで取りつけるといった手先だけでできる作業であってもスピードが要求されるので、長くこなすのは苦労します。慣れないと息が上がってしまうこともあるかもしれません。
組み立てた製品のチェック作業などであれば体力不要
では、体力に自信がない人が期間工として働くことは可能なのでしょうか。これは職種によるといえるでしょう。たとえば、腕力がまったくない人に冷蔵庫を組み立てたあとに持ち運べといっても無理です。また、もともと足腰が悪い人に、中腰やしゃがんだ状態で作業をする仕事をしろと命じても難しいでしょう。したがって、期間工に応募する際は求人広告をよく見て、体力がない自分でもこなせる仕事なのか吟味することです。
また、いかにも体力が必要な人を求めている求人であっても、電話して聞いてみると、非力な人でも勤まる職種を募集していることもあります。たとえば、組み上がった商品のチェック作業などであれば体力はほとんど求められません。
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