食事は全額無償なの?

お金をあまり持っていない状態で期間工になった場合
期間工に対して給料が日払いや週払いといった短いサイクルで支払われることはまずありません。理由はいくつか考えられますが、たとえば、期間工を雇う側の「仕事が大変なので、日払いで給料を支払ったら即日でやめてしまうのではないか」という懸念があるでしょう。だからこそ、契約期間を設定し、最後までちゃんと働いたら慰労金を送るというシステムを導入している会社が多いわけです。
しかし、その場合、お金がない状態で期間工になった人は直近の給料日までかなり大変な生活を送らなければなりません。交通費も後から支払われるので、電車やバスに乗るお金がないなら自転車や徒歩などで工場へ行くことになります。また、食費も負担になるでしょう。
数は少ないが特定の条件で食費が全額無料になる会社も
会社ではお金がない状態で契約が決まった人に対して支度金を支払うことがありますが、工場内での食費が全額補助されるといったことはあるのでしょうか。
実は数はかなり少ないのですが、一定条件で食費が無料になる会社もあります。その条件とは、たとえば「工場内の食堂で食事をするときに限って無料」といったものです。しかし、食費を全額負担してくれる会社はやはり少ないので、基本的には就労者が自分でなんとかしなければなりません。
ただ、工場内に食堂があるならメニューの値段はそれほど高額にはならないでしょう。昼だけではなく、朝や晩にも食事を提供してくれるところもあるので、できるだけ工場内の食堂でご飯を済ませれば食費を少なくできます。
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